生活

珈琲断記

coffee

2022年の2月24日(木曜)から3月4日(金曜)の9日間、珈琲を飲まない生活を送っていた。それ以前は、毎日2、3杯の珈琲を飲んでいて、自分は珈琲が好きであると認識していた。少し珈琲中毒気味か、とも考えていたが、特に問題があったわけではないので気にしていなかった。

なぜ珈琲断ちをしたのか

端的に言えば体調に問題が起き始めたからだ。胃のあたりに不快感を感じたり、咳が出たり吐き気を感じる時間がいつしか増えていった。最初は「なんか体調が悪い」くらいにしか考えておらず、ストレスか何かだろうとぼんやりとしていたのだが、そのうち、食後や何かを飲んだ後に症状が出やすいことに気づき、胃炎ではなかろうかと考え始めた。

医者に行き薬を飲んだりもした。薬は一時的に体調を良くするのだが、これからずっと薬を飲み続けるのはイヤだし、たとえ薬で症状を緩和させている期間に体調が回復したとしても、生活習慣の何かを変えないと根本的な解決にはならないだろうと考えていたので、少しずつ生活を変えて「実験」をし始めた。

たとえばお酒も一時期飲まないようにしていた。しかし、結局、断酒は体調改善には寄与しなかった。私はどちらかというとお酒に弱いと自認していて、飲む場合も多くは飲まない。とはいえお酒は好きなので、断酒しなくてもよさそうな結果に胸を撫で下ろした。

で、結局行き着いたのが珈琲断ちであった。珈琲断ちはてきめんに効果があり、吐き気等の症状はすぐに緩和されはじめ、1週間も経過する頃にはあまり症状が出ることもなくなった。

珈琲断ち期間中の変化

体調が改善したこと以外にも珈琲断ち期間中に変化を感じたので、このセクションに書いておく。

まず、眠気を感じるようになった。最初に気づいたのは珈琲断ち初日の昼過ぎである。椅子に座って仕事に戻ろうとしたのだが、眠い。あくびが出た。思わず10分ほど座って仮眠をとった。ここ数年は日中に眠気を感じることはなく、これは質の良い睡眠が取れているからだと思っていたが、勘違いだった。また、夜も23時くらいから凄く眠くなるようになった。以前は23時過ぎも眠くてたまらないという感じではなかった(しかしベッドに入るとあっという間に入眠していた)。

2つ目は軽い頭痛がするようになったことである。これも良く聞く話であるが、私にも典型的な症状が現れた。しかし、頭痛はそれほどひどくなく、私にとっては眠気ほどセンセーショナルではなかった。珈琲断ち初日は1日中軽い頭痛がしていたが、2日目以降はそれほど気にならない程度であった。これは幸いだった。

また珈琲を飲んだ

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冒頭にも書いたけど、私は珈琲が好きなので今後ずっと珈琲断ちをするつもりはない。twitterにも書いたが、体調悪化が著しくなければ楽しみの一つとしてたまに飲むつもりでいる。むしろ楽しみが一つ増えたと前向きに捉えたい。

ちなみに3月5日に珈琲を飲んだのだが、特に体調悪化はなく、その日は夜まで目が冴えていた。たまになら大丈夫そう。カフェインがあまり効かないと自認している人がたまにいるが(私もそう思っていた)、しばらく断つ期間を設けると変化が確認できるかもしれない。

ではまた。