Duolingoでフランス語の勉強をし始めて、172日が経過した。現在までほとんどDuolingoだけで学習していて、他のテキストは参照していない。以前の記事でも書いた通り、今のところお気に入りの勉強方法だし、勉強を継続する方法(辞めない方法)としてはなかなか優れていると思っている。
ただ、今年は仏検を受けてみようと考えていて、最近は自分のフランス語能力が検定の基準に照らし合わせてどの程度の水準になってきているのかが気になり始めた。
2022年のフランス語検定
フランス語検定はAPEF(アペフ)、公益財団法人フランス語教育振興協会という組織が行なっていて、1981年から実施されている。正式名称は実用フランス語技能検定試験。APEFのウェブサイトによると、日本の学習者を対象とした、文部科学省及び在日フランス大使館文化部の後援を受けている唯一のフランス語の技能検定試験だそう。仏検は以下の7つの級から構成される。
- 1級 フランス語を使う職業で即戦力となる高度な能力を身につけている
- 準1級 様々な分野についてのフランス語を理解し、かなり複雑な事柄も表現できる
- 2級 日常生活に必要なフランス語を理解し、かつ的確に発信することができる
- 準2級 基本的な運用力を身につけ、簡単な質疑応答ができる
- 3級 基本的なフランス語を理解し、簡単なフランス語を聞き話すことができる
- 4級 基礎的なフランス語を理解し、平易な内容の会話ができる
- 5級 初歩的なフランス語を理解できる
2022年度の春季試験は6月に実施されるようなので、それまでに5級、できれば4級程度の能力を身につけたいと思っている。
で、現段階での進捗確認の意味で、以下の本で5級の筆記問題を解いてみた。
結果、正答率は約72%! お、いけそうじゃないか、と思ったけど、振り返ると、単語の活用等の文法的知識だけで解ける問題を正解し、単語の意味を理解していないと解けない問題はほぼあてずっぽうで答えることになってしまっていたのであった。
というわけで、今年の仏検合格は全然無理ということではなさそうだけど、極めて基礎的な単語もまだ覚えていない状態のようなので、Duolingoに加えて追加的に単語帳で暗記をするか、他の参考書でも読んでみようかと思っているところ。
ではまた。