これは2022年の私的な出来事のまとめ記事です。
仕事
昨年転職し、今年はその会社で一年間働いていた。
今のところ楽しく働いている。とはいえ、環境が変わって一年程度はどこでも楽しくやっていけるのではないかと思っているので、ここから何が出来るかが大事だと思う。
最近は数年後、十数年後に自分にどんな選択肢を残せるかということを考えることもある。短期で成果を出すことも必要だし、新しい役割でアウトパフォームできるよう努力することも今は必要なのだが、中長期で見た時にオプショナリティを確保するために何に時間を使ったら良いか、今の時間の使い方で良いのか、とも考える。そもそも今の仕事に夢中であればオプショナリティとか考えずに頑張るだけなのだが、とかくぼんやり生きがちなので、中長期の戦略から普段の振る舞いを変えるという考え方は私にとっては結構大事である。
ということを考えたときに何をすべきかなー。
健康
健康面で大変苦しんだ年だった。
大きなトピックの一つ目は例の流行病である。
夏頃に罹患し数日は39度前後の熱にうなされ、その後1週間程度は風邪のような症状が続いた。ここで終われば良かったのだが、後遺症があり、結局健康なコンディションであると自認できるぐらいになるには2ヶ月半の時間が必要だった。2ヶ月は咳が出続け、倦怠感と疲労感は2ヶ月半続いた。倦怠感、疲労感はこうして文字にしてみると大したことなさそうに思えてくるが、実際に症状が出ている時は大変辛かった。最初の頃は半日普通に過ごしただけで既に深夜かと思うような疲労感であったし、他人からは分かりづらいし、伝えられる気もしない。また、治療薬があるわけでもなく、この症状がいつ治るのかわからないということに恐怖していた。
幸い、今は元気です。
二つ目は歯の治療である。
2ヶ所の大きな治療をする必要があり、長く辛い状況に耐え忍んだ。1ヶ所は歯のケアの手を抜いた結果ではなく、生まれ持った要因による治療であり、妙に損をした気分であった。もう1ヶ所は1つ目が遠因となって虫歯をこしらえてしまったことによる。口の中に不具合を抱えているというのは大変生活の満足度を下げるし、治療にはそれなりのお金がかかる。
幸い、今は元気です。
悪いことばかり書きたくないので、前向きな話も書き残しておく。
12月からパーソナルトレーニングに通っている。今のところ週一ペースでトレーニングをしていて、毎回非常に非常に非常に疲れるのでなんとなく行きたくない気持ちも芽生えるのだが、その後は体調面も精神面も良い気がするので継続できている。もともと運動や体づくりが苦手すぎるのだが、お金をかけたコミットメントで健康のベースを築いていきたい。
あと、今年は体調が悪かった時期を除けば睡眠の質が良くなったと思う。日中に眠くなることはほとんどなくなったし、集中力も改善してきている気がする。以前、珈琲断記を書いたとおり、少しカフェインを減らしていることに加えて、アイマスクと耳栓の導入による効果が大きいと思う。よく寝られるだけで集中力向上とメンタル改善効果が得られる。来年も寝るゾ。
お金
円安のおかげで期中は資産が減っている感じがなかったが、ドルベースの評価益は毀損した。とはいえ、年始にキャッシュポジションを高めたのと、今年前半の石油株のトレードで実現利益を確保できたので軽く怪我をした程度と言えばそうかもしれない。米国の粘り強い利上げの年であり円安が大きく進んだ。150円近辺まで動いたのち、インフレのピークアウト感によって少し落ち着いていたところに、日銀の黒田総裁のYCCにおける許容変動幅見直しの発表により再び円高になり、131,2円あたりまで動き、その後133円あたりで落ち着き始めている。今年最もイけてたトレード対象は為替であった。株も、売りを仕掛けていた人は大変儲かったでしょうね。
本
今年読んだ本は36冊で、週に一冊読もうという野望は失敗に終わった(漫画はカウントしていない)。
どうしても仕事に関係する本を読んでしまい、小説などをあまり読めていないのがかなしい。今年の前半はゴーゴリやクリスティを読み直していたりしたので、気持ちにゆとりがあったのかもしれない。
映画、ドラマ
色々観たのだけど、別の記事で書きたい気がするので、ここでは割愛する。
今年観たものの中で一番好きとは言わないものの、記憶に残っていて最初に思い出すのは『The Capote Tapes』です。